日々の活動と行事当日の姿をつなげ、その後の学びに繋いでいくために

2020/12/07

当園では、例年10月頃に運動会、12月に生活発表会というように、保護者の方に子どもたちのこれまでの活動や取り組んできたことを見ていただく機会があります。これを「行事」という位置づけで行っておりますが、この行事についての考え方などは、本ブログの過去の記事をご覧いただければ幸いです。

その記事やこれまでの園からのお便りなどにも記述しているように私たちは、

「行事当日にどこまでできるようになったか、どこまで覚えたか」などという、到達度を第一のねらいとは考えていません

。行事当日もあくまでも、「子どもの活動の一つの通過点」と捉えていければと考えています。

 

行事当日に向けて、子どもたちの活動の過程・足跡を園からのお便りに掲載し、お伝えをしている背景としては、

「行事を当日だけのものにしない」ということを念頭に置いているということが関係しています。

「行事を当日のものだけにする」ということは、行事当日の子どもの姿にどうしても、焦点化してしまい、過程に話題が及びにくくなってしまいます。

私たちが大切にしたいことは、「日々の活動が行事の取り組みとリンクし、その結果として当日の姿がある。そして、その後のアフターストーリーの中に行事で培ったことがいかに反映されているか」ということです。

行事当日が終わったから、「はい、これは終了。次!」となっているようでは、

経験したことを活用できていないということになり、本当の意味での学び・育ちとは言えません。

このように行事を一連のストーリーとして捉えていくためには、

行事当日の姿に対する子どもへのフィードバック(振り返ったり、褒めたり、感想を述べたり・・・)の際に、当日の姿だけではなく、それまでの過程や当日までの裏話や秘話!?なども踏まえて、フィードバックできる機会があることが、行事後のアフターストーリーに、行事で培った学びを生かしていくために大変重要です。

 

「今日の劇のあの小道具よかったな~あれみんなで作ったの?どうやって話し合ってこんなん作ろうや!って決めたん?」など、ぜひ当日終了後には、園からのこれまでのお便りや、子どもたちの過程にかかわるお話などを踏まえ、家庭内の話題にしていただけたら幸いです。

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